ブログ

【アジャコング】デビュー40周年記念自主興行『夢の宴』沖縄豊崎ビーチ大会、全5試合のカードが解禁 ラスベガスから持ち帰った“宴”の全貌

【アジャコング】デビュー40周年記念自主興行『夢の宴』沖縄豊崎ビーチ大会、全5試合のカードが解禁 ラスベガスから持ち帰った“宴”の全貌

公開:
アジャコング女子プロレスニュース観戦ガイド
共有

【アジャコング】デビュー40周年記念自主興行『夢の宴』沖縄豊崎ビーチ大会、全5試合のカードが解禁 ラスベガスから持ち帰った“宴”の全貌

女子プロレス界のレジェンド・アジャコングが、自身のデビュー40周年を記念する自主興行『夢の宴〜DREAM FESTIVAL〜』を、5月16日(土)に沖縄・豊崎美らSUNビーチ多目的大広場で開催する。長らく出場選手のみが先行発表されていたが、4月16日、ついに全5試合のカードがアジャ本人のXを通じて公開された。本人の言葉を借りるなら「ラスベガスから沖縄のカード発表してみた」──4月17日のスターダム米国・ラスベガス大会への出発前後、長距離フライトの空き時間を縫って投下された格好である。

開場13時、試合開始15時。試合は全5試合・30分1本勝負。会場は那覇空港から車でわずか15分、全長700メートルの県内最大級の人工ビーチに位置する開放感抜群のロケーション。ヤシの木に囲まれた多目的大広場にリングが組まれる、屋外興行だ。

なお、第1試合のカードについては、4月16日の最初の発表からその後アジャ本人のXで訂正が入っている。本記事は訂正後の正しい組み合わせで掲載する。週プロ報道分は訂正前の情報に基づくものなので注意されたい。

全カード(訂正後・確定版)

第1試合

中島翔子&網倉理奈 vs 岩田美香&彩芽蒼空

第2試合

シン・広田&葛飾さくら&香藤満月 vs ウナギ・サヤカ&花園桃花

第3試合

井上京子&松本浩代 vs 山下りな&岡優里佳

第4試合

朱里&彩羽匠&橋本千紘 vs 関口翔&青木いつき&梅咲遥

第5試合(メインイベント)

アジャコング&米山香織&水波綾&志田光 vs 野崎渚&安納サオリ&VENY&上福ゆき with 雪妃真矢

「日本国民なら誰もが名前を知っている現役レスラー」が組んだ宴

このカード表をひと目見て分かるのは、団体の境界が完全に取り払われていることだ。東京女子、Marvelous、センダイガールズ、スターダム、マリーゴールド、そしてフリー──現役の女子プロレスシーンを横断して、世代もスタイルも違う選手たちが一枚のリングに集約されている。アジャコング自身がフリーランスとしてあらゆる団体に上がり続けてきた40年間の人脈を、そのまま地図に落とし込んだような顔ぶれと言っていい。

メインのアジャ組には、米山香織、水波綾、志田光と、それぞれ別々のキャリアを歩んできたベテラン勢が揃った。対する野崎組は、野崎渚、安納サオリ、VENY、上福ゆきの4人に、雪妃真矢のセコンド付きという布陣。アジャ陣営の経験値と、対するチームの勢い──主役の自主興行であることを思えば、これ以上ないバランスのメインカードである。

第4試合の朱里&彩羽匠&橋本千紘という6人タッグの一角は、それ単体でメインを張れるレベルの並びで、これが第4試合に置かれているあたりにアジャ自主興行の“懐の深さ”が滲んでいる。

第2試合のウナギ・サヤカは、2月1日の自身の自主興行7番勝負・後楽園大会のメインでアジャと激闘を演じ、その試合後にアジャから「お前の歳の数だけプロレスやってるんだ」「人生は長さじゃないよ、密度だから」と言葉を贈られた“地続きの相手”でもある。あの夜、アジャがマイクで沖縄大会への参戦を宣伝し、「もしかしたらウナギが武田久美子のような貝殻ビキニで試合をするかもしれない」と予告していた件の、その本番である。

1986年デビュー、9月で正式に40周年

アジャコングは1970年9月25日、東京都立川市生まれの55歳。中学卒業後に全日本女子プロレスへ入門し、1986年9月17日、秋田県男鹿市体育館での豊田記代戦でデビューを果たした。今年9月で正式に40周年の節目を迎える。

ダンプ松本率いる「極悪同盟」を経て、ブル中野率いる「獄門党」に加入。1990年11月、横浜文化体育館でのブル中野との金網デスマッチは、女子プロレスで初めて『週刊プロレス』の表紙を飾った歴史的一戦として今なお語り継がれている。1992年にはWWWA世界シングル王座を奪取し、ヒールのまま頂点に立った。1997年に全女を退団して『アルシオン』を旗揚げ、その後はGAEA JAPAN、OZアカデミーを経て、2022年末からはフリーランスとして国内外を駆け回っている。

40年という時間の重みを考えれば、現役を続けていること自体が並外れている。それを記念する宴を、沖縄の海辺の野外リングで開く──この発想自体がアジャコングというレスラーの軌跡そのものを反映している。

チケット情報

本興行のチケットは、ローソンチケット、チケットぴあ、イープラスにて販売中。沖縄県内では一部の「やっぱりステーキ」店舗でも取り扱いがある。アジャ本人いわく「ステーキ食べたついでにプロレス見てみよかなって方がいましたら、是非お買い求めください」とのことで、地元利用客への動線も意識した売り方になっている。

全国のファン向けには、観戦チケット付きツアーが沖縄ツーリストの専用LP(https://ots.digitaldmoplatform.com/lp/ajakong/)から申込可能。**締切は5月8日まで**となっているので、遠征を検討している人はそれまでに動きたい。

アジャコングデビュー40周年記念自主興行『夢の宴〜DREAM FESTIVAL〜』

2026年5月16日(土)13:00開場/15:00開始

沖縄・豊崎美らSUNビーチ多目的大広場(沖縄県豊見城市豊崎5-1)

全5試合・30分1本勝負

ゲスト=MAX

40年前、秋田県男鹿市体育館の対豊田記代戦でリングに上がった一人の新人が、令和の沖縄ビーチで4世代分の選手たちを引き連れて宴を開く。それが現役を続けるということの、ひとつの到達点である。