【BOSJ33開幕戦】佐々木大輔がKBSホールに殴り込み、矢野通をマット外し合戦で出し抜きクロスフェースロックで完勝
【BOSJ33開幕戦】佐々木大輔がKBSホールに殴り込み、矢野通をマット外し合戦で出し抜きクロスフェースロックで完勝
【BOSJ33開幕戦】佐々木大輔がKBSホールに殴り込み、矢野通をマット外し合戦で出し抜きクロスフェースロックで完勝
プロレスカレンダーは、カリスマ佐々木大輔、MAO、スーパー・ササダンゴ・マシンを応援しています。
BOSJ33の開幕戦、その第1試合に佐々木大輔がいる。これだけで頭が混乱するんだが、現実なんだから仕方ない。
5月24日(土)、京都・KBSホール。新日本プロレス「セキチュー Presents BEST OF THE SUPER Jr.33」の幕開けマッチに、DDTから佐々木大輔&安田尚史組が乗り込んできた。相手は矢野通&松本達哉組。20分1本勝負のオープニングである。
そして5分43秒、勝ったのは佐々木大輔の方だった。クロスフェースロックで松本達哉をギブアップさせ、BOSJ33のシリーズで最初のゴングを聞いたのは、新日本のジュニアではなくDDTのカリスマだった、ということになる。何だこの話。
マット外し合戦、矢野通が佐々木大輔に勝てる気がしない件
この試合、見どころは正直フィニッシュよりも序盤の知略戦である。
矢野通といえばコーナーマットを外す男だ。新日本のリングであの男がコーナーに走り出した瞬間、客は「あー始まったわ」となる、もはや風物詩。ところが、相手が悪かった。
佐々木大輔も外す側の男である。
DDTでさんざん試合をぶっ壊し、相手の心と試合運びの両方を折り続けてきた佐々木が、矢野のお家芸に黙って付き合うわけがない。矢野が一隅外せばこちらも一隅外す。気がつけばリングの四隅が剥き出しのターンバックル祭り。新日本マットの聖域で、新日本の絡め手職人が、DDTから来た男に絡め手で並走されるという珍事。
矢野通という男のキャリアの中でも、「自分のやり方を真顔で踏襲してくる奴に出会った」回はそう多くないんじゃないか。これだけで第1試合をやる価値があったと思う。
フィニッシュは"DDTの様式"、クロスフェースロック
ターンバックル剥き出しの惨状のなか、ターゲットはなぜか松本達哉に絞られていく。佐々木の獲物の選び方、毎度ながら冷たい。
そしてダイビング・エルボーから松本の腕を取って絞り上げ——クロスフェースロック。
このフィニッシュホールド、DDTでは佐々木が散々勝ってきた"いつもの締め方"だ。それを新日本の、しかもBOSJ33の開幕戦で出してくる感覚がもう普通じゃない。「ここはDDTじゃないですよ」とリングに教えてあげたいが、佐々木大輔本人にその概念がない。自分が立っている場所が自分のホームになるタイプの男なのだ。
松本達哉、リングセンターで顔面を歪めてタップ。試合終了。
バックステージは安田尚史の悲鳴で締めくくられた模様
試合後のバックステージ、佐々木大輔は早速お馴染みの「安田さーん」案件に突入していた。
DDTのファンならお馴染みだが、佐々木大輔が機嫌よく「安田さーん」と呼ぶときは、だいたい安田尚史がすいませんを連呼させられている。今回も勝利の興奮を全部安田にぶつけるパワハラコメディが新日本の公式バックステージで展開されたわけで、これを新日本のジュニアシリーズ開幕戦のコメント欄で見せられる側のシュールさも込みで、もうこの試合は事件だった。
詳しいやり取りは[新日本プロレス公式サイト](https://www.njpw.co.jp/)を見てほしい。読むと頭がバグるので推奨する。
新日マットでも"狂気"は通用する。むしろよく似合う
矢野通が「DDTのクソが」みたいなことを吐き捨てて去っていった、と言えば、この試合の収まりがどれだけ悪かったか伝わるだろうか。新日本ジュニア戦線が始まる開幕の夜、その一発目のベルを鳴らしたのがDDTのカリスマだったというのは、シリーズ全体にとっても完全な事件である。
佐々木大輔は普段、DDTのリングで「異物が紛れ込んでいる」みたいな空気を作って勝つ男だ。ところが新日本のリングに立つと、不思議とそこまで違和感がない。新日本のジュニアという文化圏の中でも、この男はやっぱり"絡め手で勝つ男"として違和感なく機能する——というのが、この開幕戦で得られた知見である。
BOSJ33、いきなり強烈な一発で動き出した。
プロレスカレンダーは、カリスマ佐々木大輔を応援しています。
*【速報】セキチュー Presents BEST OF THE SUPER Jr.33*
*第1試合:佐々木大輔&安田尚史 ○ vs × 矢野通&松本達哉*
*2026年5月24日(土)京都・KBSホール*
*決着:5分43秒、クロスフェースロック(松本達哉がギブアップ)*