やったぜ中村宗達!FACE THE NEXTで知名度をひっくり返しに行く
やったぜ中村宗達!FACE THE NEXTで知名度をひっくり返しに行く
やったぜ中村宗達!FACE THE NEXTで知名度をひっくり返しに行く
5月12日(火)新宿FACEで開催される『FACE THE NEXT』の第6試合、6人タッグマッチにガンバレ☆プロレスの中村宗達の出場が決定した。
組むのはDDTプロレスリングの須見和馬と、DRAGONGATEの田中良弥。対する相手チームは、DDTのイルシオン、新日本プロレスの永井大貴、プロレスリング・ノアの小田嶋大樹という、所属団体がてんでバラバラの刺客トリオだ。一試合で6団体の若手が同時に並ぶカードは、普段の興行ではまず見られない。
そもそも『FACE THE NEXT』って何だ
『FACE THE NEXT』は、一般社団法人・日本プロレスリング連盟(UJPW)が主催する新世代交流戦である。UJPW加盟団体の中から8団体が参加し、それぞれの団体に所属する若手選手たちが団体の壁を越えて拳をぶつけ合う、というのが大会の趣旨だ。協力には新日本プロレスリング株式会社が入っている。
参戦するのは新日本プロレス、大日本プロレス、プロレスリング・ノア、DDTプロレスリング、DRAGONGATE、九州プロレス、プロレスリングFREEDOMS、ガンバレ☆プロレスの8団体(設立順)。これだけの団体が一晩のうちに新宿FACEに集結し、しかも主役は全員「次の世代」。普段は別々のリングで戦っている若手たちが、同じ夜、同じ控室で顔を合わせ、同じリングに上がる。普段着の交流戦というよりは、互いの実力を測り合う"見本市"に近い。
参戦選手の顔ぶれを並べてみるとその異種格闘技感がよくわかる。ノアからは小田嶋大樹、小柳勇斗、鶴屋浩斗、髙橋碧、稲畑勝巳。FREEDOMSからは五十嵐玲也。新日本からは永井大貴、安田優虎、松本達哉、中原大誠。九州プロレスからは梅紅陽。大日本からは吉田和正、関茂隆真、浅倉幸史郎。ガンバレ☆プロレスからは中村宗達、川上翔大、元島仙多郎。DRAGONGATEからはGuC、田中良弥、帆希、@KEY、木村和真、新橋二郎。DDTからは高鹿佑也、イルシオン、佐藤大地、石田有輝、須見和馬、瑠希也、稲畑誠己。
団体カラーが全部違う。ストロングスタイルもあればルチャっぽい動きもあるし、デスマッチ畑の選手もいれば絡みの妙で見せるタイプもいる。それを一晩で全部混ぜるんだから、見る側からすればお祭りである。
おまけにスペシャルトークショーとして、新日本プロレスの藤田晃生×DDTプロレスリングの正田壮史も決定済み。リング外でも他団体クロスオーバーの絵が用意されている。
中村宗達の立ち位置
ここで中村宗達の話に戻る。プロフィール上、彼は現役大学生で、レスリングと柔道の出身。2021年からDDT10代プロジェクトに参加し、ガンバレ☆プロレスの練習に合流してそのまま所属としてデビューした、というキャリアの選手である。ガンプロの所属選手紹介ページでも"今後のブレイクが期待される若手"のポジションだ。
つまり、新日本やノア、DDTの大箱で名前が売れている選手たちと同じカードに並んだ時、知名度や実績の数字だけ見れば、はっきり言って分が悪い。本人もそれは自覚していて、自身のXでカード発表に合わせて「この中では知名度や実績は劣ってるかもしれない」「でも、実力は誰にも負けてるつもりない」と書き込んでいる。さらに「自分のやってきたことが正しかったと証明するぞ」と続けた。
要するに、中村宗達にとってこの一戦は単なる団体交流ではなく、ガンプロでコツコツ積み上げてきた数年間を、他団体のファンの目の前に提出するチャンスなのである。
カードの読みどころ
中村が組むトリオを改めて眺めると、これがまた面白いバランスになっている。
須見和馬(DDT)は若手の出世頭ポジション、田中良弥(DRAGONGATE)はドラゴンゲートの闘いの理論で動く選手。そこに中村宗達が加われば、レスリング・柔道ベースの組み技が一枚噛むことになる。打撃と空中戦と組み技、三者三様。普段のガンプロのリングでは絶対に出てこない化学反応が、この一晩限りで起きる可能性がある。
相手側は相手側で、ノア・新日本・DDTの精鋭が一直線に並んだ強豪トリオ。イルシオンのトリッキーさ、永井大貴のストロングスタイル、小田嶋大樹の重さ。中村たちが正面からぶつかって受けきれるのか、それとも自分たちのペースに引きずり込めるのか——ここが第6試合最大の見どころになる。
新宿FACE、5月12日
『FACE THE NEXT』は5月12日(火)、新宿FACEで17時30分開場・18時30分試合開始。チケットは最前列席とカウンター席が10,500円(特典付き)、指定席が5,500円。一般発売は4月12日(日)10時からで、ローソンチケット(Lコード:33723)とチケットぴあ(指定席のみ)で取り扱う。
知名度の数字をひっくり返しに行く中村宗達と、それを許すまいと立ちはだかる他団体の刺客たち。新世代の評価軸が、新宿の夜に一回シャッフルされる。やったぜ中村宗達、舞台は整った。あとは結果を持って帰ってくるだけだ。